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機関リポジトリ Archive
定点観測:日本の学協会のIR対応200806
日本パーソナリティ心理学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp/pub_jjp/kaisei.pdf
「パーソナリティ研究」掲載論文の転載等に関する申し合わせ 2008年1月
「パーソナリティ研究」に掲載された論文の転載等については当分の間以下のように取り 扱う。
1.「パーソナリティ研究」に掲載された論文の本文全文または大部分を書籍等に転載する際には,原則として論文の第一著者,または書籍等を発行する出版社等が常任理事会に転載の許可を申請し,常任理事会の審議を経て許可するものとする。
2.掲載された論文を機関リポジトリ,論文サーバー等にアップロードする場合には,著者または利用する機関が常任理事会に転載の許可を申請し,常任理事会の審議を経て許可するものとする。許可を得た場合には学会が提供する論文pdfをそのまま利用するか,採択後に提出した最終原稿を用いることとし,採択前の原稿や掲載後に修正された論文は用いない。
組織学会 著作物利用許諾契約書(案)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aos/pdf/note1.pdf
第2項の規定にかかわらず、本出版物の出版から12か月が経過した後であっ て、甲が乙ないし乙が指定した第三者が管理する本出版物のWeb サイトへの リンクを設定した場合には、甲は、甲自身のWeb サイト、ないし甲の所属する研究教育機関の機関リポジトリにおいて本著作物を利用することができる。
日本農薬学会 第34回編集委員会議事録
http://wwwsoc.nii.ac.jp/pssj2/journal/kiji/kiji33-2.html#03
機関リポジトリの要請に対して,昨年1件承認したこと,今後も著作権が農薬学会にあることを確認の上で基本的に了承していくことについて報告があった.
IR謝絶の光と影
(光と影といったら大げさなのかもしれません)先日のH19年度CSI事業の交流会で,俗にいう「CURATOR謝絶」が竹内先生の発表でふれられていましたが,ちょっと考えさせられる現象だと思いました。
機関リポジトリはILLを変革する,つまり機関リポジトリを通して無料ですぐに論文が入手できる,ILLを依頼してコーヒー一杯分(not I'm Lovin' it)のお金を払って数日待つ必要がないわけで,利用者にとっては至極ありがたい環境が生まれつつあると思います。そういった意味で,IR謝絶は,IR自体の位置づけの補強材料と言えるかもしれません。しかし,千葉大学のIRを見れば無料で読めるというのに,その千葉大学にILLの依頼がくる(しかもそれがその文献へのILL全てではない!)というのは少なくとも以下のような理由があるのではないかと推測します。
1. 図書館内ではどんなに有名なIRでも,その存在が利用者・研究者コミュニティ(学会レベル)に知られていない。(細かい話ですが,CURATORはGoogleで論文を検索すると,検索結果一覧に論文のタイトルが表示されるのではなく「千葉大学学術成果リポジトリ CURATOR」が表示されます。検索結果の下の方に表示されたら,見逃される可能性が高い)→IRを知らせよう
2. ILLを依頼する図書館の担当者が,IRを知らない →IRを教えよう
3. 研究者・学生の検索能力が足らない →IR・情報リテラシー(Google?)を教えよう
図書館内(全国レベルおよび1館レベル)でも,IRに関わりがある集団とそうでない集団とで,IRに対する知識や意識の格差が生まれてきているのではないでしょうか。ということで,「IRはもはや大学図書館サービスの基盤である」ことが望ましいわけですが,まだまだといった感想を抱きました。最初の第一歩として,CiNiiとIRの連携が早く進むと良いと思います。(機関リポジトリの横断検索サイトを作っても使われないと思うので)
『研究論文集』-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集- 創刊
九州地区の大学が共同して,いわゆるオーバーレイジャーナル「『研究論文集』-教育系・文系の九州地区国立大学間連携論文集-」を刊行していました。複数大学が関係していること,新しい雑誌を作ったという点で,日本の先行例と違うのかと思います。新しい試みとして注目です。
一点気になるのは,掲載された論文の大部分が,すでに他の紀要で発表済みで,それを加筆修正,レイアウト変更した,査読を受けたといった変更を経て,「研究論文集」に掲載されているということです。普通,学術雑誌に載る論文は,未発表のものに限られるというのが個人的な理解ですが(この前提が間違っていると,意味のない話です),新たな知見が追加されて再構成されているとか,内容的には似ているが論文としては別物であるという過程を経ているからOKということなのでしょうか?(投稿規定には,未発表のものに限るとは書いてありません)
iPS細胞関連の知財の一括管理
総合科学技術会議が29日に,iPS細胞関連の知的財産権を一括して管理する体制を構築することが望ましい(京大が有力)と報告する予定,と報じられていました。ここ言われている知的財産権は主に特許のことなのだろうと思われますが,先日の著者最終稿のIR登録を突破口として,学術雑誌論文はIRが担当するということになると機関リポジトリのグッドプラクティスとしてわかりやすい例となりそうです。京大附属図書館の皆様に(無責任ですが)期待と注目が集まります。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080226-OYT1T00819.htm
http://mainichi.jp/select/science/news/20080227k0000m040073000c.html
http://www.asahi.com/science/update/0226/TKY200802260420.html
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080226AT2G2600I26022008.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022601000691.html
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20080226-7
京大のIRで、iPS細胞論文が公開される
京都大学学術情報リポジトリが、iPS細胞で世界的に著名な山中教授グループの論文「Induction of Pluripotent Stem Cells from Adult Human Fibroblasts by Defined Factors」の著者最終稿を公開していました。論文だけでなく、Supplement Dataもあわせて提供されています。
今後も同グループの論文が、刊行と同時に、あるいはそれ以前に京大のIRに登録されるとよいですね。新聞記事にも「科学誌○○電子版に公開される」ではなく、「○大学の機関リポジトリに公開される」となる日が来るのでしょうか?
追記:
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/index.html
でも告知されていました。
NIH PAP,法制化される
年の瀬も迫った今日この頃ですが,苦節3年5ヶ月の時を経て,NIHパブリックアクセス方針が当初の意図を反映する形で,法律(PDF,19MB,該当箇所はp.81)となりました。2004年の夏から注目してきたこともあり,感慨深いものがあります。
だれがいつ原稿を登録していくのか(研究者か出版者かはたまた図書館か),遵守率は100%になるのか,など気になります。
The Director of the National Institutes of Health shall require that all investigators funded by the NIH submit or have submitted for them to the National Library of Medicine's PubMed Central an electronic version of their final, peer-reviewed manuscripts upon acceptance for publication to be made publicly available no later than 12 months after the official date of publication: Provided, That the NIH shall implement the public access policy in a manner consistent with copyright law.
続・米国のIRの現状
- 2007年11月16日 21:48
- 機関リポジトリ
ミシガン大学の研究プロジェクトが行っているMIRACLE (Making Institutional Repositories A Collaborative Learning Environment) が,異なる構築状態にあるIRを比較したCensus of Institutional Repositories in the U.S.: A Comparison Across Institutions at Different Stages of IR Developmentを,D-LIb Magazineで発表していました。
http://www.openaccessjapan.com/2006/09/ir.html
http://www.openaccessjapan.com/2007/02/post-81.html
第9回図書館総合展スライド
先日の第9回図書館総合展での,本プロジェクトのメンバーによる発表スライドを公開しましたので,当日参加されなかった・したかったけれどできなかった・したけどもう一度みたい方など含めて,ご利用下さい。DRFでは動画も公開されています。
See also:
http://www.jst.go.jp/report/2007/071112.html
数字で見るリポジトリの現状(D-Lib Magazine)
東京工業大学リサーチリポジトリ T2R2
- 2007年9月 1日 02:28
- 機関リポジトリ
宮崎大学学術情報リポジトリ公開
- 2007年8月23日 19:59
- 機関リポジトリ
機関リポジトリのスタッフとスキルに係る要件
SHERPAが機関リポジトリに関わるスタッフおよび彼らに求められるスキルについてまとめた「Institutional Repositories: Staff and Skills requirements」を公開していました。
スタッフの要件としては,
リポジトリのマネージャ:コンテンツ方針,アドボカシー,利用者教育,広範囲の学部や外部の問い合わせに関するリエゾンを含めた,リポジトリの「人」に関わる部分を運営する
リポジトリ管理人:リポジトリソフトウェアの技術的な実装,カスタム化および管理を担当し,メタデータのフィールドや質の管理,利用実態報告書の作成や保存に関する課題の検討(track)をする。
スキルの要件としては以下が挙げられており(一つの役職に求められるものではないことに注意)
管理
ソフトウェア
メタデータ
蓄積と保存
コンテンツ
リエゾン(内部・外部)
アドボカシー・教育・サポート
カレントアウェアネス・研修(Professional Development)
これが決定稿というわけではなく,毎年更新していくとのことです。
http://www.sherpa.ac.uk/news/Aug2007-01.htm
北海道大学の“果実”HUSCAP(CA)
カレントアウェアネスに「北海道大学の“果実”HUSCAP」が掲載されていました。
北海道大学では,2004年から機関リポジトリ(E323参照)の設置の検討を開始し,2005年7月のコンテンツ収集開始から,2006年4月の正式公開を経て現在に至る間に,約1万8千編の文献を「北海道大学学術成果コレクション」に搭載した。本稿では,このうち,国際的な学術雑誌に発表された研究論文の収集活動について記す。国際的学術雑誌へ発表された研究論文の多くは,出版社との著作権譲渡契約において,大学のウェブサイトからその原稿ファイルを公開することが著者の権利として認められている(1)。私たちは,これらの研究論文を,もっとも重要で,かつ,もっとも手強い収録対象と捉え,最初期からコンテンツ構築戦略の中心目標として取り組んできた。日々産出される研究論文の網羅的な確保にはまだ遠く及ばないが,その収集活動について,以下紹介する。
奈良文化財研究所学術情報リポジトリ
- 2007年7月19日 21:19
- 機関リポジトリ
奈良文化財研究所が「奈良文化財研究所学術情報リポジトリ」を公開していました。使用ソフトは,XooNipsで,奈文研刊行物や科研費報告書等が公開されています。
(special thanks to mr.noda)
日本生態学会の機関リポジトリに対する姿勢
日本生態学会のWebサイトに,「本学会の学会誌に掲載された論文の大学図書館などへの再掲載(機関リポジトリ)に関するお知らせ」(会員向け)と「機関リポジトリに対する手続きについて」(各機関向け),機関リポジトリ登録依頼書(様式1),日本生態学会論文等リポジトリ登録許可証(様式2)が公開されていました。いわゆる,GreenあるいはBlueな立場ですが,
- 機関リポジトリに取り組んでいる大学図書館等の機関から申請があれば再掲載を許可する
- 機関リポジトリ事業に取り組んでいる大学図書館等が日本生態学会の学会誌の論文登録をしたい場合は,本会指定の申請書類(申請書類のページ参照)を学会事務局に提出しなければなりません。提出された書類を審査し,問題がなければ許可証を発行します
- 大学図書館等はその機関所属の生態学会会員に対し,学会誌に掲載された論文の最終原稿の提出を要請します.機関リポジトリへ協力可能な本会会員は最終原稿を当該機関に提出してください
- リポジトリ登録の依頼を受けた場合,編集事務局に最終的に提出した論文原稿をリポジトリ登録用原稿として提出
と手の込んだ手続きをしないといけないようです。「日本」の学会がこうした機関リポジトリを対象とした規定を明確にし公表している例は他にあるのでしょうか?<SCPJのみなさま
日本材料学会 http://www.jsms.jp/kaishi/ripo.htm
日本アフリカ学会『アフリカ研究』掲載論考のウエブサイト公開について(2007年3月31日) http://wwwsoc.nii.ac.jp/africa/j/about_jaas/rijikai.html
機関リポジトリは登録数が全てではない
- 2007年7月17日 01:58
- 機関リポジトリ
D-Lib Magazineにサウサンプトン大学のCarrとBrodyによる「Size Isn't Everything:Sustainable Repositories as Evidenced by Sustainable Deposit Profiles」が掲載されていました。ROARのデータを使って,機関リポジトリへの登録という行為をデータに基づいて詳細に分析したもののようです。時々大部数の登録があるような機関リポジトリは,失敗の兆候を表しているとか。詳細はのちほど。
インパクトファクターならぬ利用ファクター
イギリス逐次刊行物グループが,「Final Report on the Investigation into the Feasibility of Developing and Implementing Journal Usage Factors」を発表していました。著者は,利用統計でつとに有名なCOUNTERのピーター・シェファード氏です。
目的は,雑誌の「利用ファクター」の開発と実装の可能性の一時的な評価で,著者/編集者,図書館員,出版社計29名に対する電話調査と1,400名の著者と155名の図書館員が参加したWeb調査に基づく結果が示されています。全体的に利用ファクター(UF)に対する関心や支持は高いようですが,利用ログの分析に伴う問題点について解決しなければならないことなどが指摘されていました。
利用ファクター=総利用数(特定期間におけるCOUNTERのJR1)/オンライン公開された総論文数(特定期間)
機関リポジトリの利用統計については,
JISCの「IRS: Interoperable Repository Statistics」プロジェクトや,CSI事業の「機関リポジトリの評価システム」などがあります。
雑誌の利用統計とIRのそれで共通部分ができれば,学術情報流通でIRがどのような位置づけになっているのかかいま見ることが出来るのではないでしょうか。
コンテンツプロバイダのガイドライン(DRIVERプロジェクト)
- 2007年6月 9日 22:12
- 機関リポジトリ
DRIVERプロジェクトが,その成果として機関リポジトリ構築の際のガイドラインをまとめた「DRIVER Guidelines for Content Providers」 (付録)を公開していました。現時点では,テキスト情報源が対象とされており,1)テキスト情報源,2)メタデータ,3)OAI-PMHの実装の三点について,必須項目と推奨項目が列挙されています。最終的には,DRIVER=JuNii+=その他間で統合されるようになるのでしょうか。
http://www.driver-support.eu/en/about.html
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2209
http://www.nii.ac.jp/metadata/
あわせて,ヨーロッパの機関リポジトリについての調査も行っていたようで,その報告書「DRIVER Inventory study into the present type and level of OAI compliant Digital Repository activities in the EU」も公開されています(132pと大部です)。
デジタルリポジトリ連合(Digital Repository Federation DRF)新規参加募集
- 2007年6月 7日 14:56
- 機関リポジトリ
機関リポジトリの振興のために相互協力活動を行っているデジタルリポジトリ連合(Digital Repository Federation DRF[ダーフ])が,新規参加大学の募集を行っています。機関リポジトリに関心を持ち、DRFの活動にご協力いただける機関であれば特に条件はないそうです。
詳細は,DRFのホームページをご参照下さい。
新潟大学学術リポジトリ (Nuar) 公開
- 2007年5月16日 15:39
- 機関リポジトリ
新潟大学学術リポジトリ (Nuar)が公開されていました。5月15日現在で3,872件が登録されており,17日には附属図書館で公開セレモニーが行われるそうです。
一橋大学機関リポジトリ HERMES-IR 正式公開
- 2007年5月15日 23:16
- 機関リポジトリ
一橋大学機関リポジトリ HERMES-IRが2007年5月1日に公開されました。一橋ディジタルアーカイヴス(HDA)からの移転データを含めて,メタデータ件数約12,000件,本文データ約2,000件が登録されているそうです。
広島県大学共同リポジトリ HARP
- 2007年4月20日 01:09
- 機関リポジトリ
ゆうキャンパスリポジトリに続いて,「広島県大学共同リポジトリ HARP(Hiroshima Associated Repository Project)」の構築実験が行われているようです。広島市立大学,広島国際大学,広島工業大学,広島女学院大学,広島修道大学,広島大学,広島経済大学,日本赤十字広島看護大学,安田女子大学・短期大学、尾道大学が参加しています。(URLに間違いがありました。大変失礼いたしました)
実態は明記されておらず良くわかりませんが,ソフトウェアはXooNIpsDSpaceで,サーバ自体は,広島工業大学に設置されているようです。今現在日本にある機関リポジトリの構築にどれくらいのコストがかかっているのか全く持って不明ですが(CSI事業の予算から類推できるのでしょうか?),研究志向でなかったり大規模でない大学の場合,一大学単位で機関リポジトリを構築するよりは,共同利用したほうがよいのかもしれません。先行館によるIR構築経験の公開と共有が望まれます。
大学コンソーシアム型IR ゆうキャンパスリポジトリ
- 2007年3月29日 16:34
- 機関リポジトリ
山形大学と大学コンソーシアムやまがたが,「学術成果発信システムやまがた(ゆうキャンパスリポジトリ)」を試験公開していました。複数大学が一つの機関リポジトリを共有する方式は,ROARにもいくつかありますが,日本では初ではないでしょうか。以下,ゆうキャンパスリポジトリより引用。
ゆうキャンパスリポジトリは、山形大学に設置するインターネット上の電子書庫(リポジトリ)のことで、本学及び「大学コンソーシアムやまがた」の研究者等による紀要論文、学位論文、科研費報告書、教材、山形関係学術資料等の、教育及び研究成果物を収集・蓄積・保存し、学内外へ無償で発信・提供するためのシステムです。正式名称は、「学術成果発信システムやまがた」といいます。この電子書庫により、紀要や学術雑誌等、さまざまな媒体で発表された教育研究成果が収集・保存され、無料で一元的に検索して論文自体を見ることができますので、コンソーシアム参加大学の教育研究活動を社会に対して明らかに示すことができます。
IRPR
- 2007年3月28日 00:40
- 機関リポジトリ
北大、千葉大、神戸大は,他大学に先駆けて機関リポジトリの広報誌を作成しています。
北大はHUSCAPレターと称して,北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットの協力のもと,北大の研究者へのインタビューである「拝見します。「初めての論文」」や「こんなふうに使っていますHUSCAP」,「HUSCAPのお仲間探訪」などが掲載されています。
千葉大は、CURATOR Letterと称して、登録のお願いや注意事項、コンテンツ・活動状況紹介などが掲載されています。
神戸大はKernel通信と称して,「国内や海外におけるオープンアクセスに関する最新のレポート」,「事務局に寄せられたご意見やご質問」などを載せる予定だそうです。
従来の図書館報の枠を超えられるのかと思うこともありますが,「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」に則り,個人的には「こんなふうに使っていますHUSCAP」は研究者のIRに対する感想が述べられておりとても面白いと思いました。機関リポジトリを「積極的に使っている」研究者の談話なども掲載すると一層良いのではないのではないでしょうか。
日本の機関リポジトリ数が世界第4位に
- 2007年3月27日 00:00
- 機関リポジトリ
年度末となり,機関リポジトリを(試験)公開する大学が41に到達しました。研究所・学部レベルを含めれば,現在58のリポジトリが何らかの形で公開(予定)されており,ROAR順位ではドイツに次ぐ4位になりました。(産総研,JETRO,北大,東工大,慶大の研究所・学部レベル5リポジトリを含む)。
名大附属図書館館長伊藤先生曰く「機関リポジトリを持たない大学は社会への説明責任を果たせない。やがて現在のホームページと同様大学にとって必須のものとなる」と言うことで,大学のウェブサイトのトップページからIRに直接リンクされているのは,旭川医科大学,神戸大学,千葉大学,帯広畜産大学,同志社大学,奈良教育大学,北海道大学の7大学で,大学図書館のウェブサイトからは36/41大学でした。
試験公開のためか,大学図書館あるいは大学のトップページからリンクされていないリポジトリもありますが,少なくとも大学図書館からのリンクはあるべきはないでしょうか。そして,ROAR,OpenDOARに登録しましょう。(ついでに,本サイトへのリンクもお願いいたします :) )
(Special thanks to http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/libwww/libwwwkoku.html)
平成19年度委託事業公募について(NII)
- 2007年3月23日 22:15
- 機関リポジトリ
NIIの次世代学術コンテンツ共同構築事業(CSI事業)が,「平成19年度委託事業公募について」を公開しています。(〆切まであと一ヶ月)
採択予定数:若干数
採択領域:領域1のみ(領域2での応募はいたしません。)
採択要件:平成19年度中の機関リポジトリ構築
既に構築、運用中の場合は、コンテンツの拡充
応募資格:平成18年度委託事業に参加していない、国内の国公私立大学
応募締切:平成19年4月25日(水)必着
Google Earthで機関リポジトリ旅行
アメリカの機関リポジトリの現状
- 2007年2月24日 12:30
- 機関リポジトリ
CLIRから,ミシガン大学のミラクルプロジェクト(Making Institutional Repositories A Collaborative Learning Environment)の成果報告書「Census of Institutional Repositories in the United States:MIRACLE Project Research Findings」が公開されていました。
平成18年度組登場
- 2007年2月20日 18:31
- 機関リポジトリ
CSI事業の平成18年度委託事業採択大学(新規)から,機関リポジトリがいくつか公開されるようになってきました。
旭川医科大学:旭川医科大学学術成果リポジトリ(AMCoR: Asahikawa Medical College Repository)
[http://amcor.asahikawa-med.ac.jp/modules/xoonips/]
帯広畜産大学:帯広畜産大学学術情報リポジトリ
[http://ir.obihiro.ac.jp/]
信州大学:信州大学機関リポジトリ SOAR-IR
[http://soar-ir.shinshu-u.ac.jp/dspace/
三重大学: 三重大学学術機関リポジトリ研究教育成果コレクション MIUSE
[http://miuse.mie-u.ac.jp/]
奈良教育大学:奈良教育大学学術リポジトリ
[http://dspace.nara-edu.ac.jp:8080/dspace/index.jsp]
琉球大学学術リポジトリ
[http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/]
沖縄国際大学: 学術成果リポジトリ
[http://ir.okiu.ac.jp/]
関東学院大学
[http://opac.kanto-gakuin.ac.jp/]
同志社大学:同志社大学学術リポジトリ
[http://elib.doshisha.ac.jp/japanese/]
立命館アジア太平洋大学: DSpace@APU
[http://dspace.apu.ac.jp/dspace/index.jsp]
阪大のIRも,本日正式公開されました。学術情報庫というネーミングも新しいですね。
大阪大学:大阪大学学術情報庫 OUKA
[http://ir.library.osaka-u.ac.jp/portal/]
もっと全文を!
- 2007年2月13日 16:24
- 機関リポジトリ
先日,OAIsterの登録データ数が1千万件を越えたことが話題になりましたが,果たしてどれだけ実体を伴うものなのでしょうか。ROARを使って,簡単な調査をしてみました。
お詫び:HUSCAP園芸部さんのご指摘とおり,以下の数字は軽率な調査に基づくかなりミスリーディングなものであるため,現実を反映しておりません。
対象:ROARに収録されている837リポジトリ
方法:ROARのDocument Format機能を利用して,出力結果を計算
結果:合計で,5,268,015件のメタデータが登録されている。そのうち,ファイルが登録されていないもの[No file found]は,5,051,631件(95.9%)。216,384件が何らかのファイルであり,そのうちテキストファイル(HTML,WORD, PDF, RTF)は183,400件(84.8%)である。
注:oai-phmを提供しているサーバと別に保存されているファイル,2MB以上のファイルはカウントされない(独自ソフトウェアの場合,ほとんどの場合0とカウントされてしまうようです)
感想:IR数および登録メタデータ数は,急増していることは間違いなく図書館をはじめとした協力者の努力の賜物である。しかし,サーチエンジンでたどり着いたとしてもメタデータしかないという現状がほとんどであるとすると,ファイルそのものの登録が一層必要になる。IRがILLへの依存をなくすことにつながるのが望ましい姿であるとおもいますが,IRにILL依頼伝達機能も搭載してしまうのも,本末転倒なのは承知ですが,ありうるのではないかと思います。
Highwireは無料全文テキストを,1,590,857件公開しています。
OAIster,1千万
- 2007年1月26日 11:48
- 機関リポジトリ
UK PMC 開始
- 2007年1月24日 22:28
- 機関リポジトリ
1月9日からUKPMCが開始されたようです。www.ukpmc.ac.uk.
英国図書館、マンチェスター大学、European Bioinformatics Institute との連携がとられているようです。もちろん、米国PMCとも連携しています。検索などはPMCと同じです。今日(1/24)時点で、192件の著者原稿が登録されていました。
リポジトリの監査証明
- 2006年12月 8日 00:10
- 機関リポジトリ
デジタルリポジトリの監査証明のためのISO標準を作る国際グループへの参加が,宇宙データシステム諮問委員会のミーティングで告知されていました。
http://public.ccsds.org/meetings/2007Winter/default.aspx