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リスク社会の克服と知的社会の成熟に向けた人文学及び社会科学の振興について

文部科学省科学技術・学術審議会学術分科会人文学及び社会科学の振興に関する委員会による報告「リスク社会の克服と知的社会の成熟に向けた人文学及び社会科学の振興について(報告)」が公開されていました。その中で,デジタル手法等を活用した成果発信の強化で,科研費の学術定期刊行物の見直しと機関リポジトリの推進が言及されていました。

(4)デジタル手法等を活用した成果発信の強化 (国際情報発信力強化のための科学研究費助成事業の改善) 学協会等が定期的に発行するジャーナルは、学術論文を発表する場として、研究成果の発信・流通に大きな役割を果たしているが、電子化の進展とともに、国際情報発信力をより強化していくことが重要である。 そのためには、学協会等のジャーナル発行を支援する科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の「学術定期刊行物」について、これまでの限定的な助成を見直し、国際情報発信力強化のための取組の評価や、オープンアクセス誌の刊行支援などの制度改善が必要である。その際、ジャーナルの学術的価値に加え、学協会等が設定する事業計画が国際発信力強化に向けた目標達成に向けて妥当なものかどうかを適切に評価することが求められる。

(機関リポジトリの利活用等による教育研究成果の発信)
大学等においては、様々な知的活動により生産される成果を電子的に収集し、発信する保存書庫として機関リポジトリ(※15)が構築されつつある。機関リポジトリには、紀要論文を中心に人文学・社会科学の文献が多く収録され、研究者のみならず広く一般からも利活用される傾向にあることから、機関リポジトリを通じて、研究成果を迅速かつ広範囲に公開する機会が増大することにより、社会とのコミュニケーション活動が推進されることはもとより、研究者相互の交流がより活発化することも期待される。

機関リポジトリを通じた新しい学術コミュニケーションの可能性を切り拓く意味からも、大学等が、機関全体として機関リポジトリの整備を積極的に進めるとともに、その意義について所属する研究者の理解を促し、教育情報を含む幅広い教育研究資源を機関リポジトリに収録するなど、利活用の促進に向けた取組の充実が必要である。

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