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PLoSのビジネスモデルに変化の兆し?

 natureのニュース記事によると,PLoSの財務諸表から,依然として支出($6.68m)が収益($2.86)を上回っているが,多額の慈善助成金により無借金状態を保っていることがわかったそうです。さらに歳入は,年々増加しており,その理由として2006年末に創刊したPLoS Oneが一役というよりも相当程度寄与している($1.54mの著者支払い料金を得ている)そうです。PLoS Oneは,フラッグシップのPLoS BiologyやMedicineよりもずっと軽い査読をしているだけなので,全2タイトルほど編集費用がかからず,採択率も高いので,掲載数が多ければ多いほどたくさんお金が入ってくるということになります。実際,Oneは2008年以降だけで1200弱の論文を掲載しており,これは2007年全体とほぼ同じとなっているそうです。かといってOneに掲載される論文がいい加減なものかと言えばそうではなく,重要な結果であるとは言えないが方法としてはちゃんとしているものがどんどん掲載されているのが現状なのでしょうか?
 ビジネスモデルとしては,BMCは収益がすでに2千万ドルになっており,トップジャーナルを運営するよりも中位のジャーナルを運営する方が,編集やマーケティング費用が安いということもあるので,そちらのほうがむいているのではといったことも触れられています。


PLoS stays afloat with bulk publishing
http://www.nature.com/news/2008/080702/pdf/454011a.pdf

Open-access journal hits rocky times
http://www.nature.com/nature/journal/v441/n7096/pdf/441914a.pdf

PLoS、雑誌投稿料を値上げへ
http://current.ndl.go.jp/node/4134

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