- 2008年3月26日 18:35
日本経済新聞に,シリーズ物で「科学技術情報戦」が掲載されています。
まず最初の「上」では,見出しに「研究の果実 日本守れず」,「『専門家の収集力』課題」があり,名大生田教授が最新の研究成果をホームページ載せていたところ,CIAやDARPAが「研究室のサイトをいつも監視」しているそうで,今では公開を止めた事例,京大山中教授の事例,NIIのサーバ(恐らくCiNii?)に中国からのアクセスが殺到し支障が出た事例などが紹介され,最先端の研究成果の情報戦がすでに起こっており,こうした状態に対応するため,JSTの研究開発戦略センターや理研の情報収集専門家の例が挙げられていました。
次に「中」では,「論文,ネットに無料公開」,「学術誌高騰に対抗」という見出しで,大学図書館で学術雑誌が買えなくなっている状態が起こっており,コンソーシアム契約による購入を行っていること,研究者の動きとして,SCOAP3に対する日本物理学会の対応,NIHのPAP,Google Scholarなども触れられており,最後に倉田先生の「日本の情報発信力が低下すれば研究開発の力も落ちかねない」というコメントで締められています。(Google Scholarが論文を公開しているように読める記事ですが,Googleは論文そのものの公開はしていません)
次は,31日に掲載されると思います。
日本経済新聞 朝刊 2008/3/17 2008/3/24 ともに21ページ
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