Home > こぼれ話 > OA MATRIX

OA MATRIX

 たとえば,オープンアクセスを,「自分と他者」,学術情報の「アクセス可能とアクセス不可」という点で図示すると,上記の図のようになる。研究者が日常入手する学術情報の大半は,第二象限「B」に位置するものと思われ,研究者はもとより誰も自分が書いた論文が,どの象限に位置しているのか正確に知ることはできないが,通常はなるべくBに位置する学術雑誌に投稿することを選択するであろう。あるいは,そもそもそうしたことはあまり意識しないかもしれない(たとえば,IFが高いタイトルなど。IFが高ければBに位置する可能性は高くなる?)。
 オープンアクセスの目的は,A,C,Dに位置する学術情報をBの状態にし,たとえば研究のインパクトを最大化(できるだけ多くの人にアクセスしてもらい,さらに読んで引用してもらうこと)することを目的とする。研究者にいかにA,C,Dに位置する学術情報が多いか,他者への想像力を持ってもらうこと,またそれらへのオープンアクセスをIRを通して提供するかが,課題ではないか(続く)。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.openaccessjapan.com/mt-tb.cgi/567
Listed below are links to weblogs that reference
OA MATRIX from Open Access Japan | オープンアクセスジャパン

Home > こぼれ話 > OA MATRIX

Search
Feeds

Return to page top