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The Institutional Repositories SPEC Kit(ARL)

ARLがARL加盟館の機関リポジトリに対する調査結果をまとめた「The Institutional Repositories SPEC Kit」を公開していました。

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調査は2006年1月にARL加盟123大学図書館を対象に行われ,87館が回答しています(71%)。


  1. そのうち,37館(43%)がすでに機関リポジトリを運営しており,31館(35%)が2007年までに計画,19館(22%)が計画なし

  2. 運営開始年は,1999年が1館,数館が2002-2003年,12館が2004年,14館が2005年,2館が2006年初期,7館が2007年を予定。30%の全ARL加盟館が2006年初期にIRを運営しており,2007年末に少なくとも55%に。

  3. 平均実装費は$182,550

  4. 平均運営費は$113,543

  5. ほとんどの運営館がIR予算-スタートアップ(56%)および継続運営(52%)がなかった

  6. DSpaceが最も良く利用されており,Proquest DigitalCommonsが次点であった

  7. 運営館の28%が機能拡張のためにソフトウェアを修正行わず,17%が行った

  8. 運営館の41%が登録した文書の見直しを行っていない。専任の学部あるいは部門担当者が最も多かったが(31%),IR担当は総時間の21%を見直しに当てている

  9. 運営館の60%がIR担当者が正規利用者に代わって簡単なメタデータを入力しており,57%がデータを拡張している。31%がそれぞれの図書館の標準に従ってIRに登録されている資料を目録化している

  10. IR担当者と図書館員はコンテンツを集めるために様々な戦略をとっている。83%が教員他にプレゼンテーションを行っており,78%が登録者の識別と支援を行っている,78%がアドボカシーとして活動している主題専門家がいる,64%が著者にコンテンツの登録を依頼している,50%がコンテンツのデジタル化と登録を依頼している

  11. デジタル資料の保存に関して,47%がどの種類のファイルでも受け付けているが,データマイグレーションやその他の技術を使って特定のファイル形式だけを保存している,2&%がどのファイル形式でも受け付け保存している

  12. 運営館の平均登録コンテンツ数は3844であった

Comments:4

土屋俊 2006年8月24日 03:45

正確には、「北米の」というよりは「ARL加盟館の」ではないかと思います。せいぜい100ちょっとのエリート大学図書館の集団ですので、北米の状況といえるかは疑問です。さっそく、Stevan Harnadが、使用されているソフトウェアが北米、世界の状況とずれているという指摘をしているようです。(なかなか象徴的なのはそのなかで、Eprintsの開発者が、HP/MITに引き抜かれてDSpaceを開発したあと、今はGoogleにいるという件ですね。)

smine 2006年8月25日 17:00

ARL加盟館が正しい表現でした。失礼いたしました。
Harnadの指摘はROARのデータとこの調査結果とでだいぶ相違があることが大きな原因だと思いますが,報告書の本体を見てみないとわかりませんが,質問紙のワーディングがまずかったのかもしれません。

sugita 2006年8月25日 23:10

Stevan Harnadは一連の指摘の末尾で、平均登録コンテンツ数が3,844という結果に対し、「What percentage of those were full texts of OA target content (peer-reviewed research)? 」ということも言ってます。私もこの点を知りたいですが、報告書本編では記載があるのでしょうかね。

smine 2006年8月26日 10:42

報告書のサマリーからは何でもかんでも入っているように読み取れますので,査読済み論文はそれほどでもないような気がします。査読済みの共通基準もないでしょうし,メタデータが必ずついているものなのでしょうか?

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