- 2006年8月17日 13:00
- 学協会
八月に入ってから連続してOAハイブリッドジャーナルの提供を開始していますが,アメリカ物理学会も「FREE TO READ」という名で,Physical Review A-E, Physical Review Letters, Reviews of Modern Physicsを対象に著者が一定額を支払えば,論文をオープンアクセスにするそうです。今後発表される論文だけでなく1893年から刊行された論文全てが対象になっていることは他の出版社に見られない特徴です(二重取り?)。金額は,Physical Review A-Eが$975,Physical Review Lettersのレター論文が$1300,Reviews of Modern Physicsはケースバイケースだそうで,支払い者は著者でなくても良いそうです(大学が支払って所属研究者が発表した論文をすべてOAにするということも可能なようです。そのような大学が存在するとは思えませんが)。APS刊行雑誌のうち,どれだけがarXivでも読めるのか正確な数字はわかりませんが,果たして物理学分野でこのサービスを利用する研究者はいるのでしょうか。
http://publish.aps.org/FREETOREAD_FAQ.html
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