英国のRCUKが、「Research Councils UK' updated position statement on access to research outputs」を公開していました。
RCUK全体ではなく、8つの個々のResearch Councilsがそれぞれ、助成研究の成果へのアクセスに関するガイドラインを近々発表するそうで、なかでもMedical Research Councilは研究成果に対するOAを義務化することを発表していました。RCUKは引き続きセルフアーカイブや著者支払いモデルが学術出版に与える影響をマクミラン、ブラックウェル、エルゼビアなどと協力して調査をするそうです。ハーナッド氏は、これはまったくナンセンスで、自発的なセルフアーカイブは学術出版に影響がないことがわかっているのだから、セルフアーカイブの影響を試すのは義務化するのが唯一の客観的なテストになると申しておりました。
SHERPAが早速、JULIETというサービス(まとめサイト)を提供していました。仕事が速いですね。
参考:
英国の Funding Agency として の Research Councils の役割
http://www.jst.go.jp/po_seminar/pdf/semi2/pre/no_02.pdf
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