昨年度はオープンアクセスをめぐって一悶着あった英国王立協会ですが,1665年刊行の伝統誌Philosophical Transactions of the Royal Societyをはじめとする同協会が刊行する学術雑誌をいわゆるオープンアクセスハイブリッド雑誌にする試み「EXiS Open Choice」が行われるそうです。
これまでSpringerをはじめとして著者支払額の単位は一論文当たりでしたが,王立協会の場合1ページあたり300ポンド(553ドル,439ユーロに相当)を支払う必要があります。非常に簡単なものですが,JCRと王立協会のWebサイトから2005年のデータをもとに計算をしてみました。速報誌であれば可能かもしれませんが,それ以外ではこの金額を払うのは誰もがと言うわけにはいかないでしょう。学術雑誌刊行の費用は,投稿論文数,掲載論文数,論文/非論文のページ数から印刷郵送費,マーケティング/販売など多岐にわたっているので,それぞれの事情があるのだと思いますが,それにしても他の出版社と比較して高額です。
| タイトル | 論文数 | 総ページ数 | 一論文あたりのページ数 |
| PHILOS T ROY SOC A | 192 | 2,968 | 15.5 |
| PHILOS T ROY SOC B | 186 | 2,372 | 12.8 |
| BIOL LETT | 133 | 507 | 3.8 |
| J ROY SOC INTERFACE | 46 | 536 | 11.7 |
| NOTES REC ROY SOC | 23 | 347 | 15.1 |
| P ROY SOC A-MATH PHY | 198 | 4,055 | 20.5 |
| P ROY SOC B-BIOL SCI | 160 | 2,657 | 16.6 |
http://www.royalsoc.ac.uk/news.asp?id=4838
http://www.pubs.royalsoc.ac.uk/index.cfm?page=1334
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