- 2006年3月16日 13:13
- 文献
国立大学図書館協会と国立情報学研究所が共同で行った「研究活動及びオープンアクセスに関する調査」の結果がSPARC JAPANのホームページに公開されていました。
報告書によると,調査は2005年の12月に実施され,日本の研究者の研究活動,DB等の使用傾向,オープンアクセスジャーナル,やセルフアーカイビングなどオープンアクセスにかかわる概念の認知度やそのような方法での論文の発表に対する意見を調べています。国立大学法人・大学共同利用機関法人の教員613名(母集団2000名;無作為)が回答し,全体的な傾向として日本人研究者はオープンアクセスに対してほとんど知識を持たず準備もできていないことが推測される,と言及されていました。
雇用者や研究助成財団によるセルフアーカイブの義務化に対する肯定的意見の低さがある一方で,研究助成金の契約条件にオープンアクセスジャーナルに発表することを求められることには,69%が従うとしたところは不思議なところです。後者は投稿先の制限ともいえる条件だと思うので,もっと低くなるのではないかと思いましたが,そのようなことはないと思われているようです。
(オープンアクセスジャーナルが著者あるいは所属機関からの支払により出版費用をまかなうと質問紙にありますが,著者のポケットマネーで支払うという印象を与えかねないのが気になるところです)
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