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RCUKのオープンアクセス方針草案

  • Posted by: smine
  • 2005年6月28日 23:09
  • 研究助成機関

RCUKがオープンアクセス方針草案「Access to Research Output」を公開していました。
基本原則として,


  1. 公的助成研究に由来するアイデアや知識は可能な限り広範,迅速,効果的に国民が利用したり,疑義を呈したり,精査できるように利用かつアクセスできなければならない
  2. 公表された研究成果は査読を通した厳密な品質保証の対象とならねばらないことを保証する効果的なメカニズムの存在が適当である
  3. 研究成果の出版とアクセスのためのモデルとメカニズムは公的助成金を利用する際には効率的かつ費用効果が高くなければならない
  4. 現在そして将来の研究から生まれるであろう成果は今後数年だけではなく未来の世代においても保存されアクセスできるようにしなければならない

という四つを挙げており,具体的な方針として

  1. 2005年10月1日より,助成金を交付された研究者は,著作権やライセンスに従うかたちで,成果として公表した雑誌論文あるいは会議録論文のコピーを適切なe-printリポジトリに,できるだけ早くあるいは出版の前後に登録すべきである(義務化)
  2. Research Councilsは2005年10月1日以前に助成を受けた研究者に対しても義務ではないが論文の登録を推奨する
  3. Research Councilsは費用対効果に適う形で,助成申請に著者支払い型雑誌への予想される出版費用を研究計画に組み入れることを許可する

ことが示されており,8/31日まで協議を続けられるそうです。本文を読む限り,学術出版制度の問題点を指摘するというよりは,英国(および世界)の科学研究におけるRCUKの使命や役割を強く意識していることが伝わってくる内容で,かつ利害関係者と協力のもとで今後もさらに進めていくという印象を受けました。

Comments:1

土屋俊 2005年7月19日 03:22

http://www.sparceurope.org/press_release/RCUK.htmというのが出ているようです(7月14日)。SPARC Europeもあまり名前を聞かなくなっていましたが、、、、

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