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日本OCW連絡会が発足

  • Posted by: smine
  • 2005年5月13日 21:03
  • 大学・研究機関

MIT OpenCourseWareの日本版にあたるオンライン講義情報提供システムが日本OCW連絡会加盟大学によって開始されていました。大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、東京工業大学、東京大学、早稲田大学の六大学から構成されており,シラバスや参考文献が提供されています。この動きにうまく紛れ込んで機関リポジトリの機能も組み込んでくれると面白いと思いました。

Comments:3

土屋俊 2005年5月14日 01:21

実際にはこの関係は逆です。オープンアクセスのリポジトリであるDSpaceを通じてOCWのコンテンツが提供されるという形態になったのではないでしょうか(去年12月くらい)。

しかし、http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083516,00.htm
をみると、「教材のオープンソース化」という解説になっています。「オープンソース」と「オープンアクセス」との関係は重要な問題ですが、混同することは誤解を招くのではないかと危惧します。解説はいずれします。

nami 2005年5月18日 14:31

教材間の遠近を視覚化させているツールは面白いのですが、真に受けられても困るという感触。

基本的なところは人手で作っておかないと数が増えた段階で破綻しそうに思います。

大谷卓史 2005年7月10日 22:11

吉備国際大学の大谷卓史と申します。以前土屋先生にこのウェブを紹介していただきました。

土屋先生の解説を待っていたのですが、話のきっかけになればと思い、オープンソースと学術情報の生産・流通の比較についてコメントします。

OSI(Opensource Initiative)によるオープンソース(ライセンス)の定義(http://www.opensource.org/docs/definition.php)はありますが、要するにオープンソース(ライセンス)は、

1.再配布、2.修正・改良、3.修正・改良の公開/再配布の3つを促進するよう設計されています。

このうち、修正・改良はいわば勝手にソースコードに手を加えてよいということですから、悪く言えば情報の勝手な「改ざん」を許しているわけです(しかし、オープンソースプロジェクトの本来の版にその修正が取り込まれるかどうかは、プロジェクトのコアメンバーたちの判断が必要です、多くの場合。そうでないとフォークと呼ばれる分岐版が多数存在することになってしまう)。

情報流通と情報の修正・改良を目的とするオープンソース運動は学術情報の生産・流通とたいへん類似していますが、勝手に改ざんしてもよいかどうかという点で、学術情報の生産・流通とは慣習上大きく違うように思います。

むしろオープンソースは、近代の学術情報生産よりもルネサンス以前の写本制作やそれに伴うテキストの校訂作業に近いように思います。

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